企業等データ
設立 | 1978年10月 |
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所在地 | 愛知県豊川市中央通2丁目13番地 豊川市中央通ビル5F |
従業員数 | 52名 |
URL | https://www.goto-con.co.jp |
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資本金 | 2,700万円 |
TEL | 0533-85-4145 |
事業者紹介
「ありがとう」と言われる喜び
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「安全・安心な製品の創造・サービスを心を込めて行い、人々の豊かで幸せな生活と社会の進歩に貢献します。」という会社の経営方針をモットーに、お客様の困りごとを聞き、「ありがとう」と言われる事を喜びとし、オリジナリティーのあるコンクリート二次製品の創出、お客様の要望に応える為のサービスに注力している。
サービスの経緯と目的
快適な生活環境のために
側溝の蓋を修繕する際に昔に整備された道路は「現場打ち側溝」という工場製造ではなく規格に則っていないものばかりである。その側溝の多くが、老朽化や交通量の変化に伴い、車が通行するためにガタツキ・破損を起こしている為、近隣住民の方から「深夜に車が走行して蓋の音が五月蠅く眠れない。」などの声があるが、長い時間の工事をしてしまうと地域住民の方の生活に不便を強いてしまう為、なかなか手をつけられずにいた。
そこで、側溝のガタツキを改善する側溝蓋を1枚からオーダーメイドで作成する技術開発と、工事を行う前の現地調査や工事の際のアドバイスにて、工事に短縮化、近隣住民の生活環境の快適化を可能とした。
また、快適な生活環境が維持できるように、施工後の現場確認・報告も行っている。
サービスの特徴と独自性
側溝蓋の悩み事を解決する
オーダーメイドで一枚から作成するというのが業界の常識を覆す取り組みである。コンクリート製品には規格というものが存在し、10㎝刻みなどで大きさが決まっていた。それをフリーサイズ化し、幅も厚みも荷重条件なども要望に応えて製造する形をとっている。
また、施工時の不具合を無くすために、施工の際にアドバイザーとして立ち会いを行っており、問題なく施工が完了するようなサービスを行っている。
施工後には目的通り完了しているかの確認を複数回行うなどをし、アフターサービスとして取り組んでいる。
サービスにおける生産性向上のポイント
側溝蓋の困り事はありませんか?
側溝蓋のガタツキや破損などが起こって困っているが、蓋が古いものだからもう流通してないために交換することが出来ない等の現場状況でも、現地の調査を無料で行う“採寸サービス”というものを始めた。地図で印をつけたものをFAXで送ってもらうか、ホームページ上から依頼を頂ければ、すぐに担当が現地の確認に行き、現地の状況からやり方の提案まで幅広く報告をするというものとした。
施工日には現地に赴き、“施工立ち合い”というサービスを始め、施工の際に困ったことや最適な施工方法をアドバイスを行っている。
施工後も維持部門の担当は気にかけているが、現地を訪問する事はなかなか出来ないとの声を聴き、施工後の状況を報告にいくという“施工後確認”というサービスも行っている。
サービスの成果・社会や地域に対する影響
「安全」「安心」「安眠」をかなえる
側溝蓋のガタガタ音を抑えるとともに、滑り止め加工で側溝の上を快適な歩行空間とすることが可能となったために、施工後の現場確認サービスを行っているときに、施工現場の近隣住民の方がわざわざ出て来ていただいて、「とても快適になった。ありがとう。」との声を頂いた。
施工現場付近で評判も非常によく、まだ整備されていない場所の住民の方が、この製品で施工されている現場の写真を撮って、役所に対してこれで家の前を直してくれなどという要望もあがるようになった。
今後の展望
民間の困りごと解決
製品の強度について、現状、通常強度と高強度の2種類のコンクリートで展開している。高強度コンクリートについては3年前は圧縮強度が80Nだったが、現在は100Nを可能とした為、民間の流通工場などで大型のトラックが頻繁に往来するために何度も蓋を交換しても破損してしまうような箇所を含め、高強度コンクリートかつ集水の優位性で、民間工場の困りごと解決すべく、民間工場の新設・敷地内メンテナンスなどにも展開していく予定である。
また現場の照会としても写真では伝わらない部分(音など)があり、今後は現地の状況報告を動画で行うなどを検討している。