企業等データ
設立 | 1961年 |
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所在地 | 愛知県豊川市南千両2-67 |
従業員数 | 131名 |
URL | https://www.kayama-k.co.jp/ |
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資本金 | 5,000万円 |
TEL | 0533-89-0375 |
事業者紹介
環境課題解決のエキスパート
当社は、「緑あふれるクリーンな日常を世界に。」をビジョンとして掲げ、60年にわたって廃棄物の適正処理を中心に取り組んできた。多品種、小ロットの廃棄物も積極的に受け入れ、それぞれの廃棄物に合った処理設備・方法を駆使して、徹底的なリサイクルに努めている。廃棄物だけでなく、環境課題を包括的に解決していくことを目的に、養蜂事業、国内外における再エネ設備推進、環境機器用品販売事業、新興国における産業廃棄物適正処理支援、SDGs実装支援事業など幅広い事業展開をしている。全ての事業を通じて、快適な環境を創造し、今だけでなく、未来をも満たされるサービスの提供を目指している。
サービスの経緯と目的
廃棄物処理で資源循環・脱炭素社会の構築!
日本では年間約4億トンもの廃棄物が排出され、さらなるリサイクル率の向上と廃棄物の減容化は喫緊の課題であると言われている。※1この課題に対して、当社は、長年培われてきた、産業廃棄物の適正処理に係る運営技術を活かし、解決に貢献している。また、環境課題は、廃棄物だけに限らず、複数の問題が顕在化している。近年特に、地球温暖化の進行が危惧されており、脱炭素の取組みが広く世界で求められている。これら環境課題を包括的に解決すべく、単なる廃棄物処理ではなく、「資源循環」×「脱炭素」を実現するサービスの提供を行っている。
(※1出典:環境省https://www.env.go.jp/recycle/waste_tech/ippan/h29/data/disposal.pdf)
サービスの特徴と独自性
リサイクルに+αの価値を!
光学選別機による特殊な高度選別や、廃材を原料としたRPF燃料の製造など、複数の処理設備・方法を駆使することで、リサイクル率80%超を維持している。さらに、リサイクルに下記のような+αの価値を提供している。
・稼働中の工場やオフィスにおいて、再生可能エネルギー由来の電力への切り替えによる二酸化炭素排出量ゼロの実現
・焼却炉や重機稼働で使用するエネルギーにおいて、CO2排出係数の低い燃料への切り替えによる脱炭素化の実現
このように、脱炭素化を付加価値としているサービスである。
サービスの成果・社会や地域に対する影響
資源循環から波及する様々な効果!
●資源循環を通じた効果
・17年とされる埋め立て処分場の残余年数の延長
・商品やサービス製造時におけるバージン原料や燃料の使用抑制
●脱炭素を通じた効果
・事業活動におけるCO2排出量(特に電力の部分)について約2,580t削減※2
・顧客が石炭の代替となるRPF燃料を使用することによって、顧客の二酸化炭素排出量低減(約33%)に寄与
(※2前年期電力使用量(kWh)×中部電力 実排出係数(t-CO2/kWh)から算出)
●その他効果
廃棄物処理工場に隣接する養蜂場で、ミツバチを飼育している。ミツバチが元気に生育できており、はちみつの成分分析結果が良好であることから、当社の事業が周辺地域に悪影響を及ぼさず、環境保全に貢献していることを証明している。また、農作物の受粉促進や地域貢献をも実現できている。