企業等データ
設立 | 2013年7月29日 |
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所在地 | 愛知県名古屋市中村区名駅南1‐19‐27 オルバースビルディング名古屋5階 |
従業員数 | 5人 |
URL | https://seizenseiri.net/ |
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資本金 | 100万円 |
TEL | 052-485-8137 |
事業者紹介
遺品整理の現場から生まれた生前整理普及協会
当協会は2013年7月29日に、代表理事大津たまみが遺品整理の現場経験から遺族同士の争い、悲しみ、怒り、嘆きなど、多くの遺族の後悔を少しでも無くすために設立した。生きている間にやる事があり、物、心、情報を整理しより良い人生を過ごして頂く、生き活を提唱している。
生前整理普及協会では生前整理を普及する為、生前整理を伝える人、相談が出来る人、作業を行える人材の育成に加え、新たにエステートセールサービス、家族が争わないための相続の対策が行える生前相続アドバイザーの養成講座を新たに開設し、あらゆる生前整理の悩みをワンストップでトータルにご支援できる体制作りに取り組んでいる。
サービスの経緯と目的
遺品整理・生前整理で捨てられる物の価値を再発見
遺品整理や生前整理の場面では、不要になった昔の生活用品が沢山廃棄される。
宝石や貴金属など少しでも価値がありそうな物は、リサイクル会社への売却やメルカリなどインターネットを使った直接売買が行われているが、基本的にはお金に変わる物のみが国内市場において取引がされるのであり、それ以外の物は廃棄されてしまう。そのため、陶器や着物、人形、そして日本の素晴らしい文化品が次々と廃棄されている。
エステートセールは、世界中にいる日本の文化を気軽に楽しみたい方に商品価値や所有者のストーリーを明記することでその価値を理解してもらい、世界中へ販売する仕組みである。
明治から大正、昭和の人形や陶器など、今まで二束三文と言われた品々の価値をお客様にお伝えし、売却をするかしないか、そして売却する際の販売代行を行う。
サービスの特徴と独自性
誰も見向きをしなかった物が蘇る!
このサービスの特徴は、買取が出来ず処分しか方法がなかった大切な物の行き場を作ることである。
陶器やぬいぐるみ、絵画のような物は国内のリサイクル会社では取扱いが難しく、廃棄されている。そのため、所有者は親から貰った大切な物などを数十年保有し、廃棄することが心情的に難しく、悩んでいることも多い。
その物を廃棄ではなく、次の人の手へお渡しすることで、所有者の喜びへと繋げる。
サービスにおける生産性向上のポイント
日本の文化価値品が廃棄されずに世界へ! クールジャパン
エステートセールを行う事で、戦国時代から江戸、明治・大正・昭和の日本の素晴らしい品々が廃棄されることなく、世界へ受け継ぐことができる。日本では新品が高値で取引され、使えば使うほど価値は下がるが、海外ではペルシャ絨毯をはじめ、使えば使うほど新品よりも物の価値が上がる文化があり、新品では出せない味わいを価値と認識できる市場がある。また、日本では価値を見出せない物も、海外の日本好きな人々から人気を得る場合があり、需要が期待できる。
そして最大のポイントは、海外の人々が日本文化を知るきっかけになることである。
日本中に眠っている日本の文化品を廃棄することなく、所有者の想いも込めて次の方へ繋いで行くことがエステートの役割である。
サービスの成果・社会や地域に対する影響
高齢者が元気になる事で地域が活性化する
日本にエステートセールが定着することによって、高齢者が元気になると考えている。
欧米では年を取る事で人生が豊かになる文化があり、高齢者が元気で心から豊かに人生を送っている。日本にエステートセールが導入されると、人生の最後まで自分の好きな物を保有し続け、相続と同様に、物の価値を知ったエステートセラーがその方の物を思いも込めて整理することで安心して持ち続けることができる。
そして、亡くなった後も想いや価値を理解したうえで次の手へ受け継がれるため、後悔の無い片づけが可能となり、家族の満足度の向上に繋がる。
きちっとした生前整理や遺品整理の片づけられる仕組みがある事で空き家も減り、地域が健全に治安良い街づくりに貢献できると考えている。
今後の展望
日本にエステートセールを文化として根付かせる
協会ではエステートセラーの育成に力を入れており、現在はエステートセラーの養成講座を行っている。
3年後に1000人、10年後に1万人の養成を目指して、取り組んでいる。
また、日本初のエステートセール専用のECシステムの開発を現在行っており、世界中へ販売できる仕組みの構築を目指している。